過食や嘔吐がある場合には、唾液腺が腫れたり、手に吐きだこがみられたりもします。 血液検査では脱水、貧血や白血球減少、肝機能異常、低タンパク血症、高コレステロール血症などがみられます。 嘔吐や下剤を大量に使うことなどにより電解質異常をきたします。 また、骨粗しょう症や腎機能障害もみられます。
過食症 何故?
摂食障害は女性、特に若い女性に多く見られます。 摂食障害の原因は無理なダイエット以外にも、両親の別居や離婚などの家庭環境によるストレス、職場や学校の環境や人間関係などからくるストレスなど、日々の生活の中で受ける強いストレスが摂食障害を招くケースは少なくありません。
過食症ってどんな症状?
この病気ではどのような症状がおきますか? 神経性過食症の中核症状は、過食、体重増加を防ぐ排出行為、肥満恐怖、体重・体型に左右される低い自己評価です。 排出行為は、自己誘発性嘔吐、下剤や利尿剤の乱用、過食後の絶食や過剰な運動などがあります。
過食嘔吐を続けるとどうなる?
摂食障害のうちの過食嘔吐症は、低体重である場合、死亡率18%にまで及ぶ非常にリスクの高い障害です。 食べることと吐くことを繰り返すことで体内バランスが崩壊し、多臓器不全を起こしてしまうことがあります。
摂食障害は何科に行くの?
A. 摂食障害の治療を担当する診療科は主に精神科や心療内科、小児の場合は小児科や児童精神科です。