嘔吐がみられ、病院で診察を受けたほうがよいのは、ウイルス性胃腸炎に感染したときです。 ウイルス性胃腸炎を発症すると激しい嘔吐と下痢が生じるため、何度も繰り返す嘔吐と下痢が確認できたら病院で診察を受けるようにしましょう。 ウイルス性胃腸炎以外の場合も嘔吐した後、スッキリしたように元気ならば問題はありません。
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自家中毒とは、普段は元気な子どもが急に何回も吐く症状が数日続き、また元気になることを繰り返す病気で、周期性嘔吐症とも言われます。 「自家」の意味は「体の外からやってきた毒物による中毒症状ではなく、自分の体の中でできた物質による中毒症状」という意味で、自分の家という意味ではありません。
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子どもが嘔吐を起こす原因 子どもが嘔吐する病気で最も多いのは胃腸炎で、多くは細菌やウイルスの感染によって起こる感染性胃腸炎です。 細菌はカンピロバクターやサルモネラ、ウイルスはノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなどがよく知られています。 どの年代でも見られます。
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何回も吐いて、水分をあげても受けつけず、ぐったりしているときなどは、急いで受診しましょう。 嘔吐の他に、熱が高い、下痢が止まらない、ひどく機嫌が悪い、ぼんやりしている、顔色が悪い、呼んでも答えないなどのときも要注意。 また、頭を打った後、繰り返し吐く場合は、頭蓋内出血(ずがいないしゅっけつ)などのおそれがあります。
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受診の目安とポイント 吐き気や嘔吐が数日から1週間以上続く、繰り返すなど、なかなかよくならない場合も一度病院で相談しましょう。 原因によって専門科目は分かれますが、まずは内科や消化器内科で相談するとよいでしょう。 また、吐き気・嘔吐は消化器以外の病気でも起こりうる症状です。