合谷は痛みを麻痺させるエンドルフィンを分泌 合谷(ごうこく)が痛みに効くというのにも理由があります。 合谷(ごうこく)を刺激すると脳内に「エンドルフィン」というモルヒネの様な物質が大量分泌され、脳が感じる痛みを緩和します。 中国では鍼麻酔をする際に合谷(ごうこく)のツボが使われています。
合谷 何分?
まずは左手の「合谷、ごうこく」を右手の親指で押す。 少し痛みを感じるほどの力で、3-5分ほど押し続ける。 体がポカポカ温まる。 次に右手をマッサージする。
合谷 何回?
ツボの押し方は、反対の手の親指を「合谷(ごうこく)」にあてていきます。 他の部位よりもやや強めに押しますが、気持ちいいと感じる程度の強さは守ってください。 両手、それぞれ30回程度、押したりもんだりを繰り返します。
なぜツボは効くの?
ツボは経絡に沿って、全身に点在しています。 ツボを刺激することで経絡を流れる気を調整でき、気の流れがスムーズになると、経絡とつながる臓腑が活性化されて、体調が整うというわけです。 このようにツボや経絡を利用した治療法として、針や灸でツボを刺激する鍼灸、指でツボを刺激する指圧などがあります。
ツボを押すと気持ちいいのはなぜ?
実をいうとマッサージのときには、オキシトシンという、愛着を抱き、絆を築き、癒しや幸福感をもたらすホルモンが分泌され、特別な快感が得られるのです。 オキシトシンは血流に乗って全身を回ると同時に、脳内にも放たれて神経伝達物資として働きます。