通常、皮脂は毛穴から汗とともに排出されますが、ターンオーバーがうまくいかない場合、毛穴の角質が厚くなり、毛穴の出口が塞がれ、皮脂が詰まってしまいます。 そうすると、皮脂を栄養源にしている「アクネ菌」が過剰に増殖し、炎症を起こして発疹ができる、つまりニキビとなります。
なぜ大人ニキビができるのですか?
ニキビ ができるのは、オイリーな肌に限られているわけではありません。 10代の思春期ニキビの大きな原因は、過剰に分泌された皮脂。 でも20歳以降の大人ニキビは、乾燥した肌にできやすくなります。 たとえば「乾燥するのに肌がベタつく」というのも、大人のニキビ肌によくある症状。 肌の表面が乾燥すると、皮膚の機能がうるおいを守ろうとしてたくさんの皮脂を出すように働くからです。 そして、過剰に分泌された皮脂が毛穴を詰まらせて、ニキビができるということに...。 また、乾燥した肌はターンオーバーの乱れから角質が硬く厚くなり、毛穴を狭めてしまうため、ますます皮脂が詰まりやすい状態になります。 ニキビだからといって皮脂を取り除くと、ますます乾燥に傾く大人の肌。
ニキビの悪化はいつ起こりますか?
ニキビをつぶしたり、髪の毛がふれたりすると、刺激でニキビはますます悪化します。 ニキビを悪化させると、なおったあとにニキビあとが残ってしまいます。 (瘢痕:はんこん) ニキビの好発年齢は思春期以後で成人では次第に減少していきます。
ニキビができやすくなりますか?
皮脂分泌のコントロール機能が乱れて肌が脂っぽくなり、ニキビ肌になります。 逆にカロリーを抑え過ぎる無理なダイエットも、肌に栄養が行き渡らずに荒れたり、ニキビができやすい状態に。 大切なのは、肌やからだを育む栄養を考えながら、バランスよく食べる習慣です。 乾燥からできる大人ニキビ。 うるおいケアが予防になります。 ニキビ ができるのは、オイリーな肌に限られているわけではありません。 10代の思春期ニキビの大きな原因は、過剰に分泌された皮脂。 でも20歳以降の大人ニキビは、乾燥した肌にできやすくなります。
ニキビに深く食生活が関係していますか?
ニキビ にも深く食生活が関係しています。 脂っこい食事やインスタント食品、甘いスナック菓子の食べ過ぎは特に注意が必要です。 脂肪分や糖分は皮脂の栄養となりやすく、過剰にとると皮脂の分泌も増加。 皮脂が毛穴に溜まり、ニキビにつながるというわけです。 また、 脂肪分や糖分が体内に入ると、肌を健やかに保つビタミンB群が代謝のために大量に消費されて不足がちに。