お墓は、故人と今生きている家族をつなぐという精神的な役割があります。 お墓参りで故人を思い出すことによって、互いに生きていた時の関係から、生きている私たちと死者としてのあの人の関係を新たに築いていくことができます。 日本人の古代から持っている死生観では、人は亡くなっても肉体は滅びても霊魂は滅びません。
なぜお墓は必要なのか?
散骨しない限りは、お墓は必要です。 人の遺骨を遺棄することは刑法の死体損壊・遺棄に抵触するので、しかるべき形で弔う必要があります。 原則、遺骨は、「墓地」または「納骨堂」として行政に許可された場所に納骨しなければなりません。
お墓参りは何のために?
お墓参りは、亡くなった方やご先祖様の供養と感謝を表し、これからの繁栄を願って行うもの。
なぜお寺にお墓?
お寺との繋がりを持てる お寺でお墓を建てると、運営をしているお寺と直接繋がりを得ることができます。 お墓の管理をお願いできるだけではなく、相談にのってもらえるということもメリットのひとつです。 わからないことがあった場合に聞ける存在がいるというのはとても心強く感じます。
お墓がない どうする?
屋内にお墓を持つ「納骨堂」 納骨堂とは、屋内に遺骨を安置する施設です。 ロッカー式、仏壇式、自動搬送式(マンション型)などの様々な種類があります。 人数や形式などにも寄りますが、費用相場は10~200万円程度で、場所を選べば墓石のお墓より費用を抑えられます。