「ニャー」というのはネコの言葉であり、「ワン」はイヌの言葉です。ネコがワンと鳴いてもほかのネコには通じませんから、ネコはニャーとしか鳴かないというわけです。
なぜ犬はワンというのか?
また、「ワン!」と軽くほえるのは、何か要求があって、自分の方に注意を向けたいときで、イヌは甘えているのです。 反対に、「ワン!」と強くほえるときや、「ウ--」と低くうなるときは、危険を感じて警戒(けいかい)しているときです。 そのほか、遠ぼえで、「ウォーーン」と高く、長く鳴くのは、遠くにいる仲間と、話をしているのです。
犬の鳴き声がいつもと違う時?
愛犬がいつもとは違う鳴き声をあげる際、病気の可能性もあります。 たとえば「椎間板ヘルニア」になった場合、激しい痛みから悲鳴のような鳴き声をあげることがあります。 動きたがらないけれど、甘えた鳴き声を出しながら飼い主さんにくっついてくることもあるでしょう。 また老犬であれば、認知症の疑いも。
動物はなぜ鳴き声が違うのか?
なぜ動物の鳴き声に違いが出るの? 動物はどんな国にいても同じ声で鳴くものですが、その鳴き声の表現方法は国によって大きく異なります。 それぞれの国の言葉には発音の特徴があり、動物の鳴き声はその国の子どもが発音しやすい音声で構成されているのです。
なぜ猫はにゃーなのか?
しかし、飼われている猫は、人と共存するために大人になっても人に向かって「構ってほしい」「餌がほしい」場合に、大人子供問わず「ニャー」と鳴く。 人に餌をもらう、甘えるためにかわいらしい鳴き声を上げるようだ。 ちなみに、子供の頃からの性質を大人になっても持ち続ける動物を「ネオテニー(幼形成熟)」と呼ぶそうだ。