わが国では年間600~1000人が喉頭がんになり、好発年齢は60~70歳代です。
咽頭がん 何でわかる?
咽頭がんが疑われる場合は、触診や内視鏡などを用いた視診によってのどの状態を観察したうえでがんが疑われる場合には生検やCT、MRIなどの精密検査を行います。
喉の癌ってどんなの?
咽頭がんの症状 喉の痛みや違和感からはじまり、出血や、息苦しさ、食べ物が飲み込みにくいなどの症状へと進行します。 がんが頸部リンパ節に転移すると、首にしこりが生じます。 発声部位により、耳閉感、難聴、鼻づまり、鼻血、扁桃腺の腫れ、声がれなどの症状を伴うこともあります。
咽頭がん なぜ?
咽頭がんは50歳代以降でかかることが多い病気です。 中咽頭がん・下咽頭がんは飲酒や喫煙の習慣が原因となります。 飲酒により顔が赤くなる“フラッシャー”と呼ばれる体質の人が長期的に大量の飲酒を続けると、特にかかりやすいといわれています。 また、中咽頭がんの一部はヒトパピローマウイルス(HPV)への感染が関与しています。
食道がんは何歳から?
一般的に、食道がんは、男性に多い傾向がみられます。 年齢別でみると、50歳代から増加し、70歳代で最多となります。 食道がんのリスクを高める要因は、日常の生活習慣の中に潜んでいます。 とくに、日本人で多い 扁平上皮 へんぺいじょうひ がん(食道がんにはどんな種類がありますか?