のどに異物がつかえていたり、炎症が起きて腫れているときはもちろん、検査をしても異常がないのに、のどの奥に何か詰まっているように感じることがあります。 日々の緊張感、不安感等でストレス過多になり、 自律神経のバランスが崩れる と、喉が詰まるような圧迫感や違和感が生じる場合があります。 喉が過度に緊張したり、粘膜が過敏に反応するようになったりすることが原因です。
喉の詰まりを感じる症状はありますか?
食後や就寝時 など、胃酸が分泌されやすいときに喉の詰まりを感じることが多いです。 咽喉頭異常感症発症(ヒステリー球)は、 喉に異常がないのに、喉が詰まる といった違和感がある状態です。
喉のつかえ感を生じる原因は何ですか?
喉のつかえ感を生じる原因として頻度の高い病気は以下のようなものがあります。 逆流性食道炎 とは、胃液が食道に逆流してしまうことで食道の粘膜に炎症が起きる病気です。 胃と食道の境目の筋肉のゆるみ、肥満などによる腹圧上昇、胃酸の分泌過多などが原因で起こります。 特に食後に喉のつかえ感が起こりやすいといわれています。 他には胸焼けや咳、酸っぱいものが込み上げてくるような感じなどの症状が特徴的です。 急性上気道炎はいわゆる「かぜ」のことです。 ほとんどが ウイルス 感染によって起こり、喉に炎症が起きることで喉のつかえ感や違和感を感じることがあります。 喉の症状の他にも発熱や咳、鼻汁などの症状がみられ、一般的には一週間程度で治る事が多いとされています。
喉の違和感を放置する方法はありますか?
喉に何らかの症状がある場合、基本的には耳鼻いんこう科を受診すると良いでしょう。 といったメリットがあります。 喉の違和感を放置すると…? 病院へ行かずに放置することによって、様々なリスクが考えられます。 基本的には、ご紹介した喉のつかえの症状のある病気で、死につながるものはあまりありません。
喉の異常感とは、どのような症状で起こっているのですか?
喉の異常感とは、つかえる感じ、違和感、異物感、圧迫感、腫れた感じ、イガイガする、ヒリヒリする、何となくおかしい感じ――などなど、様々な形で表われます。 症状によって、どんな原因で起こっているのか、また、どんな病気で起こっているのか異なります。 腫れた感じやイガイガする、ヒリヒリする、痛むといった場合は、扁桃炎(へんとうえん)や咽喉頭炎(いんこうとうえん)、気管支炎――などの初期であることが多いと言えます。 また、つかえる感じや違和感、異物感、圧迫感――などを感じる場合では、声帯ポリープや悪性腫瘍、気管支喘息(ぜんそく)、アレルギーが関連していたり、脳・脳神経の変性疾患や脳腫瘍などにより、喉の感覚異常・運動障害が生ずることもあります。