鼻からのど(咽頭・喉頭)、気管、気管支、肺などに生じる、呼吸に関係する症状や疾患を専門的に診療します。 呼吸器科の主な疾患には、風邪、扁桃炎・咽頭炎、気管支炎、肺炎、肺気胸、マイコプラズマ感染症などの急性疾患、気管支喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺結核、気管支拡張症といった慢性疾患があります。
病院で肺を見てもらうのはなにか?
肺の病気が疑われるときは、まず、内科や呼吸器内科を受診しましょう。
なぜ人工呼吸器をつけるのか?
人工呼吸器とは、(1)必要な肺胞換気の維持、(2)酸素化の改善、(3)呼吸仕事量の軽減、(4)原疾患や炎症による障害の進展の悪循環を断ち、寛解するまでの時間をかせぐなど、主にこれら4つの目的のために、人工気道を介して酸素と空気をブレンドし、必要な酸素濃度を決められた量または圧力で、肺に気体を送り込む器械です。
喘息は何科に行けばいいの?
「呼吸器内科」または「アレルギー科」へ 気管支喘息は、基本的に呼吸器内科で診療を行います。 また、気管支喘息はアレルギー疾患のひとつでもあり、アレルギーに関する検査を行うこともあるため、アレルギー科でも診療してもらうことができます。
肺がん 何科に行けばいい?
呼吸器内科では、一般的な風邪から喘息、気管支炎、肺炎、肺がん、COPD(慢性閉塞性肺疾患)まで、呼吸器に関連するさまざまな症状を取り扱います。 また、インフルエンザなどの感染症のほか、睡眠時無呼吸症候群や禁煙などの治療も行います。