主な原因として、「骨盤の形態異常」、「子宮筋腫」、「低置胎盤」また、巨大児・低出生体重児出産の場合などに回旋の異常が起こりやすくなります。 回旋異常があるとお産に時間がかかり胎児が危険な状態に陥ることがあります。
回旋異常 いつわかる?
回旋異常は分娩開始前に予測することはできず、分娩が始まって、経過をみながら判断されることになります。 すべての方に起きる可能性があり、明確な予防方法はありません。
なぜ微弱陣痛になる?
原発性微弱陣痛の原因は、子宮筋腫や子宮奇形などの子宮の問題や羊水過多、胎位、精神的不安など、続発性微弱陣痛は、子宮の筋肉の疲労、産道のトラブル、胎児の姿勢、ママの疲労などといわれています。
分娩停止 なぜ?
家庭医学館「分娩停止」の解説 原因には、陣痛が非常に弱い、胎児の頭部と骨盤(こつばん)の大きさに不適合がある(CPD=児頭骨盤不均衡(じとうこつばんふきんこう))、胎児の位置の異常、胎児の回旋(かいせん)(出産の際、骨盤の大きさに合わせるように回りながら出てくること)の異常などの場合が考えられます。
分娩開始 いつから?
陣痛が起こりはじめてから子宮口が全開になるまでを分娩第1期といいます。 初産婦で10〜12時間、経産婦で4〜6時間かかるというのが平均的です。 しかし、あくまでも平均的なもので初産婦でもスピード出産してしまう方もいればこの第1期で2、3日かかる方もいて十人十色です。