この薬の作用と効果について セフェム系の抗生物質で、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示します。 通常、皮膚科領域、外科領域、呼吸器、尿路、産婦人科領域、眼科領域、耳鼻科領域、歯科・口腔外科領域など広い範囲の感染症の治療に使用されます。
フロモックスは何系の薬?
フロモックス(一般名:セフカペンピボキシル塩酸塩水和物)とは、セフェム系に分類される抗生物質の一つです。 抗生物質とは簡単にいえば感染症の原因になる細菌を退治してくれる薬です。 抗生物質にはペニシリン系やセフェム系といったように様々な系統に分類されますが、セフェム系は感染症治療において非常に良く使われるものの1つです。
フロモックスってどのくらいで効く?
フロモックスの歯科・口腔外科領域感染症の有効率は95.9%とされており、非常に高い効果が期待できます。 ただし、フロモックスはあくまで抗生物質の薬であるために直接的に歯の痛みを和らげるような作用はなく、効果が出るまでには数日程度かかるのが一般的です。
フロモックスは1日何回?
成人の場合は「1回100mgを1日3回食後に服用する(毎食後にフロモックス®︎錠100mgを1錠ずつ飲む)」のが基本となります。
フロモックス 何日分?
抗生物質は必要期間服用することは鉄則です。 歯科でも抜歯や炎症の際よくフロモックスが出ていますが、そこの歯科の先生は1日3回5日分が普通です。 指導の際、5日間きちんと服用してください、といつも話します。 正確に何日で死滅するかは不明ですが、途中でやめてしまった場合、耐性菌の問題がやはりあります。