いぼ痔には、お尻の内側にできる「内痔」と外側にできる「外痔」があります。 外にできた痔には「軟膏タイプ」が塗れますが、内側にできた痔には指が届きませんので、「座薬タイプ」を使います。 また、内側にも外側にも使える便利な「注入軟膏」というタイプもあります。 痔の塗り薬の成分は、大きく2つに分けられます。
いぼ痔 座薬 注入軟膏 どっち?
軟膏は、塗布して使うため肛門の内側にできる内痔核には使えず、きれ痔や肛門の外側にできる外痔核に使われます。 一方、坐薬は肛門の外側にできる外痔核には使えず、主に肛門の内側にできる内痔核に使われます。 注入軟膏は、いぼ痔でもきれ痔でも、中でも外でも、どちらでも使えるためとても便利です。
ボラギノール どっちがいい?
ボラギノールシリーズには大きく分けてA、M、内服薬と3種類の製品があります。 AとMの違いはステロイドを含むか否かです。 はれ、出血にもしっかり効かせたい方はAを選ぶようにしましょう。 また、AとMが患部に直接効かせる薬なのにたいし、内服薬は生薬を主成分とし、体の内側から痛み、出血、はれ、かゆみを改善する薬です。
座薬 注入軟膏 どっち?
主に肛門の内側にできた痔には坐剤、外側にできた痔には軟膏が適します。 注入軟膏はどちらにもお使いいただけます。
痔 血便 どっち?
痔による血便との見分け方としては、大腸がんの血便は血が便全体に混ざっており、痔の血便は便の表面に付着する程度です。 また、痔の場合は肛門痛があることが多いです。