1)作用機序 Ⅰ型アレルギーはIgEが関与することで引き起こされるアレルギーである。
IgEが関与するアレルギー反応はどれか?
IgE抗体が関与するのはⅠ型(即時型)アレルギー反応である。
IgE 何型アレルギー?
*1 I型(即時型)アレルギー: IgEが関与することで引き起こされるアレルギー。 IgE受容体に結合したIgE抗体が抗原と反応することでマスト細胞が活性化し、放出された細胞内顆粒のヒスタミンが血管や平滑筋に作用して蕁麻疹や気管支収縮などのアレルギー症状を引き起こす。
IgEは何型?
小児喘息や成人喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、食物アレルギーなどで行う血液検査(IgE抗体)について紹介します。 IgE抗体とは、1型アレルギー反応を引き起こす免疫グロブリン(*)です。 特に特定のアレルゲン(ほこりやダニなど)に感作され反応するものを「特異的IgE抗体」といいます。
細胞性免疫 何型アレルギー?
Ⅳ型アレルギー(細胞性免疫反応、遅延型アレルギー、細胞免疫型アレルギー) 反応が出現するまでの時間が長いのが特徴です。 ⅠーⅢ型までが、液性抗体が関与する反応であるのに対して、Ⅳ型はT細胞、マクロファージなどの細胞が関与します。