イカの胴体も、イカ飯(めし)やイカ徳利(どっくり)にできるような形になっており、漢字「杯」のイメージにぴったりするので、「杯」で数えるようになりました。
烏賊 数え方 なぜ?
『数え方の辞典』(小学館)によれば、イカの胴体も、イカ飯やイカどっくりにできるような形をしていて、漢字の「杯」のイメージにぴったりなので、「杯」で数えるようになったといいます。 魚屋さんの店先では「イカ○杯で△△△円」などの看板を目にします。
蟹の数え方 なぜ?
「数え方の辞典」(小学館)の著書がある飯田朝子・中央大教授(言語学)によると、カニは生きているときは「匹」、商品となって市場に出れば「杯」と数えるのがふさわしいという。 ... 「杯」という数え方の由来については、「カニの甲羅が円く、容器のような形をしているためという説が有力です」。
カニはなぜ杯?
「杯」は胴の部分が丸く、中に水などを注ぎ込めるような〝かめ型〟の容器を表します。 カニも甲羅の部分が丸い容器に見えるので「杯」が使われるようになったそうです。 イカもイカ徳利があるようにその形状から「杯」の数え方がされるようになり、アワビも同様の理由です。
タコは何て数えるの?
タコの数え方はイカと同じように「匹」や「杯」と数えます。 それぞれの使い分けもあり、生きているときは「匹」、食材として扱うときは「杯」となります。 タコの胴体が液体を入れられるような形をしているので「杯(さかずき)」を連想させることから「杯」を使うようになりました。