いんきんたむしの治療と注意点 顕微鏡で白癬菌を確認できた患者さんには、カビに対する薬である抗真菌薬の塗り薬を使っていただきます。 治療期間は1か月から4か月くらいかかります。 いんきんたむしは再発しにくいと言われているので、しっかりと治療を続けることが大切です。
いんきんたむし 薬 何日?
股部白癬(いんきんたむし)では2週間、足白癬では4週間以上外用します。
水虫 薬 どのくらい?
今ある水虫の薬はよく効きますので、通常の足白癬であれば、塗り薬を毎日つければ、約2週間程度で良くなります。 しかし2週間程度の外用では白癬菌は完全に消失せず、残っています。 しかし多くの患者さんは、自覚症状が消失すれば治ったと思い、治療を中止してしまいます。
水虫の薬はいつまで塗る?
白癬菌の数が少なくなると水虫の症状はおさまってしまいますが、そこで塗るのをやめてしまうと次の夏にまた再発することがあります。 そうならないためには、症状が無くなってからもしばらく(1か月以上)は薬を塗り続ける必要があります。 薬を塗る期間は通常の足白癬で3か月以上、角質増殖型では6か月以上が目安です。
水虫 市販薬 いつまで?
そして顕微鏡で菌が陰性化しても週1~2ヶ月は3ヶ月間は塗り続けるとよいでしょう。 水虫(白セン菌)に対して塗り薬が耐性化することはないので同じ抗真菌剤を塗り続けても効果が弱まることはありません。 塗る範囲も足底のかかとからつま先まで全体に、また数cmは広めに考えると効果的です。