「知的障害」の判断基準 知的能力は、知能検査によって測られます。 知能検査は、知能の発達の程度を示す数値である「知能指数(IQ)」によって表され、IQ70以下だと知的障害に該当する可能性があります。
知的障害 いくつ?
4段階に分類することが多く、「最重度・重度・中度・軽度」となっています 。 発達期を過ぎ成人した段階において、知能の発達段階がおよそ3歳程度以下の 人を最重度、発達段階がおよそ3∼5.5歳程度の人を重度、発達段階がおよそ 5.5∼8歳程度の人を中度、発達段階がおよそ8∼11歳程度の人を軽度とみ なしてます。
IQ いくつから?
IQ数値は100が基準値。 90〜109が平均値で、110以上だと「IQが高い」とされます。 120~129が優秀、130以上がきわめて優秀とされ、130以上の人の中で先天的に高い知能や学習能力、突出した才能を持つ人を「ギフテッド」と呼びます。
知的障害 どの程度?
日本でも昔は精神薄弱と呼んだり、欧米でも精神遅滞という呼び方がありましたが、最近では「知的障害」という言葉に一本化されつつあります。 その知的障害の判定はおよそIQ70以下で、その程度(軽~最重度)は知能検査と実際の日常生活がどの程度自立してできるかなどの要素により総合的に判断されます。
IQ 50ってどのくらい?
軽度知的障害のある人は、概ね知能指数(IQ)が50~69にとどまるとされています。 適応能力とは身辺の自立(食事・着替え・排泄など)や家事、社会的な対人関係の構築、読み書き・コミュニケーションなど日常生活や社会生活上における全般的な能力のことを指します。