妊娠初期の腰痛の原因のひとつに、女性ホルモンの影響があります。 妊娠すると、女性ホルモン(リラキシン、エストロゲン、プロゲステロン)の分泌が増えます。 これらのホルモンは、赤ちゃんを迎える準備をしています。 しかし、その影響がめぐりめぐって腰や背中に負担につながり、腰痛がおきることがあるのです。 11 сент. 2020 г.
妊婦 腰が痛い なぜ?
妊娠するとリラキシンというホルモンの分泌量が増加します。 このホルモンは出産時に赤ちゃんが産道を通り抜けやすくするために骨盤周りの靭帯を緩める作用があります。 そのため骨盤周辺の関節が不安定になり周辺の筋肉に大きな負担がかかることで腰痛が引き起こされます。
腰痛い 妊娠 いつから?
このような腰痛は、早い人であれば妊娠にまだ気づかない妊娠3週目くらいころから現われることがあります。 しかし、人によっては妊娠1ヶ月を過ぎてから、妊娠2ヶ月目に入ってからなど、症状がみられる時期はさまざまです。
妊娠初期 腰痛 どの辺?
妊娠初期の腰痛で痛む場所は、おもに骨盤やお尻の奥のほうにある関節の部分です。 骨盤はいくつかの骨が組み合わさって形作られていますが、妊娠すると、イラストのように仙腸関節が狭まって恥骨結合は広がっていきます。 痛くなるのは骨と骨のつなぎ目の関節部分です。 正式には、仙腸関節・股関節・恥骨結合という場所が痛みがちです。
妊娠初期腰の痛みってどんな感じ?
では、具体的には妊娠初期の腰痛はどのような痛みが生じてくるのでしょうか? 痛みの感覚としてはだいたい腰が重たく感じるような怠い痛みが生じます。 痛みや症状の程度としては人それぞれです。 かなり強く痛み、重さを感じる人もいれば、痛みも重さもさほど強く感じない軽度の人もいます。