間質性肺炎は、この間質にさまざまな原因による炎症が起こり、壁が厚く硬くなって(線維化)、血液中に酸素が取り込まれにくくなる病気です。 症状としては、歩行やそのほか日常生活の中で身体を動かしているとき(労作時)に感じる息切れ、痰(たん)を伴わないせきなどが現れます。
急性肺炎の初期症状は何ですか?
その肺の組織が、細菌やウイルスなどの病原体に感染し、炎症を起こしてしまうのが肺炎です。 急性肺炎の初期症状は、発熱や咳、痰(たん)などがみられ、風邪と見分けがつきませんが、 放置すれば命に関わる危険 があります。 2. 主な症状 ● 急な発熱(38℃以上) 、 咳・痰 、胸痛、呼吸困難、腹痛、筋肉痛、全身の倦怠感などがあります。 ●胸部レントゲン写真に新しい陰影がみえます。 ●胸部聴診で雑音(息を吸う時のパリパリ、ゴロゴロという音)が聞こえます。 ●高齢者の肺炎では発熱がない場合もあり、咳や痰も軽度であることがあります。 3. 原因 ● 細菌やウィルスの感染 によります。 ●風邪やインフルエンザに感染し、体力がなかったりすると肺炎に進展することがあります。
間質性肺炎とはどのような病気ですか?
「特発性間質性肺炎」とはどのような病気ですか 「呼吸」とは、吸った空気(吸気)が気道(気管や気管支など)を通過し、肺の奥にある「 肺胞 」と呼ばれる部屋に運ばれ、 肺胞 の薄い壁の中(間質)を流れる毛細血管内の赤血球に酸素を与えると同時に二酸化炭素を取り出すガス交換が行われ(図1左)、また呼気として吐き出される運動です。 間質性肺炎は、さまざまな原因からこの薄い肺胞壁に 炎症 や損傷がおこり、壁が厚く硬くなり( 線維化 )、ガス交換がうまくできなくなる病気です(図1右)。
肺炎は誰もがかかる可能性のある病気ですか?
誰もがかかる可能性のある肺炎は、主にウイルスや細菌が肺に感染して炎症を起こす病気です。 風邪と症状が似ているために勘違いしやすい病気でもあるので、肺炎にかかったときに早期に適切な治療が受けられるように、今回は肺炎の症状や原因について説明します。
肺炎の死亡原因は何ですか?
平成27年の統計によれば、肺炎は、がん、心臓病に続いて 日本人の死亡原因の第3位 となっている病気です( 厚生労働省 より)。 風邪にかかっていても、体力のある方では肺炎に発展してしまうことは多くありません。