急性胃腸炎とは、ウィルスや細菌感染によって胃腸の粘膜に炎症が起きる疾患で、嘔吐、下痢、腹痛などの症状が現れます。 ウィルスや細菌感染以外にも、刺激の強い飲食物の取りすぎ、の取りすぎ、日々のストレスからくることもあります。 また、非ステロイド系の消炎鎮痛剤や、抗生物質などの副作用によって引き起こされることもあります。
急性胃腸炎 いつ発症?
主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などです。 これらの胃腸炎は、特別な治療法がないことから、ウイルス検査を行わず、流行状況や症状から「感染性胃腸炎」と診断されることが多いです。 口などから体に入ると、24~48時間の潜伏期間を経て発症します。 通常、3日間くらいで軽快しますが、発症当日の症状が激しいのが特徴です。
ウィルス性胃腸炎 どこから感染?
原因と感染経路 病原体には、ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスなどのウイルスのほか、細菌や寄生虫もあります。 感染経路は、病原体が付着した手で口に触れることによる「接触感染」、汚染された食品を食べることによる感染「経口感染」などがあります。
急性胃腸炎 どうすれば?
病状に応じて、整腸剤、制吐剤、抗生物質、解熱剤などを服用していただきます。 吐き気が強くない限り、絶食中もお薬は服用してください。 ウイルス性胃腸炎にはインフルエンザなどと異なり有効な抗ウイルス薬がないので主に対症療法になります。 細菌性は抗菌薬(抗生物質)の投与が有効です。
胃腸炎 熱 なぜ?
胃腸炎で熱が出る原因 細菌やウイルス等の病原体が体の中に入ってきたことが原因で、発熱すると考えられています。 体の中に害がある異物が侵入してくると、それらを排除するために免疫機能が働いて体温を上昇させます。