慢性化すると、頭痛、めまい、眼精疲労などを伴うこともあります。 肩こりによる痛みや不快感は、もともとの体型や前かがみの姿勢を続けることなどによって、筋肉が緊張して血行が悪くなることで生じます。 特に冬は、寒さや厚着による服の重みなどの影響で、筋肉がさらにこわばって血行不良が進み、肩こりが悪化しやすくなります。
肩こりすぎたらどうなる?
関節症状に加えて貧血や微熱、全身倦怠感などの全身症状を合併することもあります。 もっとも怖いのは、首の一番上の部分で背骨が前にずれてしまい、脊髄が圧迫され、手足が麻痺したり、呼吸がしにくくなったりする場合があることです1)。
肩こりがひどくなるとどんな症状が出る?
肩こりや背中の痛みが進行すると、肩や腕、指先にまで痛みやしびれが出てくることがあります。 肩こりから首のこりによって、頸椎(けいつい)を通る神経を包み込んでいる神経膜が傷つき炎症をおこして、神経痛に至ってしまうのです。 その他に、筋緊張性の頭痛、吐き気、めまい、眼精疲労、歯痛などを併発、または誘発することがあります。
肩こり どうする?
一般的に慢性的な肩こりの解消法としては、患部を温める方法が効果的です。 これは、こった部分を温めることによって、血管が広くなり、血流がよくなるからです。 とくに寒い時期やエアコンのクーラーが効きすぎたりする季節には、身体が冷えることによって筋肉が硬直し、血流が悪くなるので、温めることは慢性的な肩こりの解消に役立ちます。
肩 硬くなる なぜ?
肩こりは、筋肉がこわばることで、肩から背中にかけて、感じる不快な症状の状態をいいます。 その原因の1つが血行不良で、筋肉に沿って流れる血液の流れが滞ることで筋肉の老廃物が蓄積し、血管が圧迫され、痛みや筋緊張感といった肩こりの諸症状をもたらします。