緊急帝王切開を行う理由で多いもののひとつは、妊娠中や分娩進行中に赤ちゃんの元気がなくなることです。 また経腟分娩を目指して分娩が始まったものの、赤ちゃんの体が途中でひっかかってうまく降りられない場合にも、緊急帝王切開をすることがあります。 また、お母さん側の理由で、緊急帝王切開が必要なこともあります。
緊急帝王切開 なぜ縦?
おなかの筋肉は繊維が縦に走っているため、縦切開は出血が少なく傷が治りやすいというメリットがあります。
緊急帝王切開 どういう場合?
一方、緊急帝王切開とはもともとは経腟分娩を予定していたのですが、妊娠経過中やお産の進行に伴い起きた何らかの理由によって、緊急で赤ちゃんを取り出さなければならなくなった場合に行なわれます。
反復帝王切開 なぜ?
帝王切開自体は産婦人科では最も一般的な手術の一つですが、一度帝王切開で出産した方は、お腹の中で癒着が起きている可能性があるため、より細心の注意を払って2回目以降の帝王切開(反復帝王切開)が行われます。 癒着があると、癒着をはがす必要があるため、赤ちゃんを取り出すまでの時間が長くなり、母子への負担が増加します。
緊急帝王切開 何週目?
【結論】分娩週数による新生児への影響のみでなく,陣痛発来などによる緊急帝王切開術の頻度も考慮すると,最適な帝王切開術予定週数は38 週4 日前後であると結論する.
緊急帝王切開 何時間?
手術室に入室してから麻酔の処置までに要する時間が30分~1時間程度です。 緊急帝王切開の場合は帝王切開分娩を安全に早く終わらせるために全身麻酔となることもあります。
逆子だとなぜ帝王切開?
逆子での自然分娩は赤ちゃんがケガをしやすかったり、出産時間が長くなり難産になる可能性があるなど、母子ともにリスクが高くなるため、多くの場合は予定帝王切開となります。
帝王切開はいつ入院するの?
経過が順調な場合は、帝王切開の前日に入院し、帝王切開の7日~10日後に退院するケースが一般的です(入院期間は、帝王切開後の経過や病院によって違いがあります)。 帝王切開でも経腟分娩でも赤ちゃんの成長や発育に違いはありません。 ※ 病院によって帝王切開の方法や入院中のスケジュールは異なります。