金属アレルギーの原因 『金属が汗などと反応すること』が引き金になっている場合があります。 金属は汗や体液などに触れることによって金属成分が微量に溶け出し、金属がイオン化します。 このイオン化した金属が体のタンパク質と結びつくことで、体に本来無かった、たんぱく質(アレルゲン)が出来ます。
金属アレルギーはなぜ起こるのか?
原因 金属かぶれは、ピアスやネックレスなどのアクセサリーやベルトのバックル、革製品、装身具、衣類、化粧品などに含まれる金属が、汗などの体液に触れることで溶け出し、体内に吸収されることで起こります。 金属の体内への侵入経路は、皮膚表面に限らず、呼吸器や消化器、全身の粘膜を介することもありますが、稀です。
金属アレルギーはどんな症状?
金属アレルギーの症状として挙げられるのが、金属に触れた部位のかゆみや赤み、水ぶくれといった皮膚の炎症です。 金属に触れた直後から症状が出ることもあれば、数日たって現れることもあり、患部が広がることもあります。 また、症状の中ではかゆみが特に強く出やすいようです。
金属アレルギー 何がダメ?
金属アレルギーになりやすい素材は、ニッケルやコバルト、パラジウム、クロム、すず、水銀といった素材で、特に注意すべきなのは「パラジウム」「ニッケル」「銅」の3つです。
金属アレルギー どの金属?
金属アレルギーの原因物質として、アレルギー頻度の高い順に水銀、ニッケル、コバルト、スズ、パラジウム、クロム、銅、白金、亜鉛、金となっています。 シルバーは、それ自体はアレルギーの原因になりにくいのですが、割金にニッケルを使うことが多く、ロジウムコーティングをしていてもアレルギーが出やすいので避けた方がいいでしょう。