原因となる金属に接触してすぐ~数日後に赤みやプツプツができたり(じんましん、湿疹のような症状)、腫れやかゆみが出てきたり、ひどい時には発熱や全身の倦怠感などの症状が出る人もいます。
金属アレルギー どうやってわかる?
金属アレルギーを調べる方法 金属アレルギーを疑った場合、どの金属に反応するのか調べる必要があります。 主に皮膚科で詳細な問診ののち、金属パッチテストを行って診断します。 医療機関にもよりますが、一般的なジュエリーに使われている金・銀・プラチナをはじめ、15種類程度の金属に対しての検査が可能です。
金属アレルギー 検査 どのくらい?
背中の正常な皮膚に、金属の試薬を付けた試験紙付きのフィルム(パッチテスター)を貼ります。 このまま48時間は貼り付けたままにします。 2日目(48時間後)に再診してもらい、パッチテスターを剥がします。 テスターの刺激反応が消えるまで30分待ち、結果を判定します。
金属アレルギー 検査 何回?
検査結果の解釈の上で注意しなければならないこととしては、検査及びその判定に計4回通院しなければならないことと、検査結果が陽性の場合はその金属のアレルギーであると診断できますが、陰性だったとしても検査中のコンディションなどの影響で必ずしも金属アレルギーではないと言い切れない部分があることがあげられます。
金属アレルギー どのような症状?
多くの場合、ピアス・指輪・ベルトのバックルなどの金属製品の接触する部位に一致して小さな丘疹や紅斑が出現します。 丘疹や紅斑上には小水疱や小膿疱を伴うことがあります。 通常かゆみを伴い、掻破による傷が認められることもあります。
金属アレルギーになりやすい製品はありますか?
金属アレルギーになりやすい金属が使われている身の回りの金属製品についても、まとめておきます。. ステンレス製品(スプーンなどの食器、ベルトのバックル、腕時計、ギターの弦など、サージカルステンレスにもニッケルが12%含まれます。. ). 他チョコレートなどニッケルを多く含む食品があります。. *歯科用矯正具では、金属アレルギーに配慮したニッケルフリーの材料も開発されています。. (ゴムメタルやβチタンワイヤーなど). *サージカルステンレスは、金属アレルギー対応の製品に使われていることがあります。. これは真鍮やその他のステンレスとの比較で金属アレルギーになりにくいということであって、全く安全かと言うとそうでは無いようです。. ...
金属アレルギーの心配が少ない金属はどれですか?
一般に金属アレルギーが心配が少ないと言われる貴金属も、プラチナにはパラジウムが含まれており、ゴールドには銅が含まれているので、過敏な方は注意が必要です。 チタン、ジルコニウム、ニオブ、ハフニウムの4つは金属アレルギーの心配が限りなく低く、タンタルは金属アレルギーにならない安全な金属素材です。
金属アレルギーに罹患している人は増加していますか?
金属アレルギーに罹患している人は年々増加しているといわれおり、今後も増加していく見込みです。 その理由としては、現代社会は金属アレルギー(他アレルギーも含む)を発症しやすい環境と言えるからです。 現代社会で生活する私たちは昔に比べて、歯科治療で使用される金属製の詰め物、またはジュエリー・アクセサリー等の装飾品、メイク品など「金属(成分)」に触れる機会が多くなってきています。
タンタルという金属は、金属アレルギーの原因にはなりませんか?
タンタルという金属は、強酸にも強アルカリにも全く溶けず、金属アレルギーの原因にはなりません。 上記の順番は、一般的な金属アレルギーになりやすい序列になります。 特に上記序列の真ん中あたりは、人によって逆転することもあり、銅には反応するけれどパラジウムには反応しないなど個人差はあります。 金属アレルギーになりやすい金属が使われている身の回りの金属製品についても、まとめておきます。 ステンレス製品(スプーンなどの食器、ベルトのバックル、腕時計、ギターの弦など、サージカルステンレスにもニッケルが12%含まれます。