心や体が張り詰めた状態である緊張には自律神経のバランスがかかわっています。 普段は交感神経と副交感神経が適度なバランスで働いていますが、不安を感じると交感神経が優位になり、筋肉が緊張して震えたり、顔が赤くなったり、心臓がドキドキしたり、汗をかいたりと、体に反応が表れます。
緊張すると体はどうなる?
しかし、緊張がすぎて交感神経が活発になりすぎてしまい悪い影響が 出ることがある。 例えば、判断力が鈍り、皮膚が荒れ、内臓の働きも悪くなる。 バランスをと る筋肉細胞は緊張して動作がぎこちなくなり、毛細血管は収縮して血行が悪く、手足が冷たく なったり、顔色が悪くなったり、イライラが募ったりする。
緊張した時どうすればいいの?
緊張したときには目をつぶり、腹式呼吸を 10 回繰り返してみましょう。 モゴモゴとした口調になりがちな人は、あく びや巻き舌などで準備運動してみるのも良い とされています。 大勢の前で発表をする時や、初対面の人と話 をする時、新しい職場や学校に入った時など、生 活の中で緊張する場面があると思います。
緊張 どういうとき?
「初対面」の人との会話にストレス、緊張を感じる! ... ■どんな時に緊張しますか?1大勢の前で話・スピーチをするとき82.2%3新しい職場や仕事をするとき(人事異動など)35.6%4プレゼンや報告を行うとき27.8%5発表会や演奏会のとき26.7%6資格取得、入社試験や面接のとき26.4%
緊張 心臓 なぜ?
ヒトが緊張する時(例えば人前でスピーチするとき)は大脳辺縁系が興奮します。 これが視床下部に影響を与え,全身の交感神経を優位にします。 こうして心臓の交感神経が心臓の収縮を強くし拍動を速めるため,動悸を感じるのです。