発作の継続時間は、可能であれば時計などで正確に計っておくべきです。実際には1~2分間しか続いていない発作でも、永遠のように感じられることもあります。 医師 .
痙攣とはどんな症状?
診断 特に誘因のないけいれん発作が2回以上起こった場合、けいれん性疾患と診断されます。 診断は症状と目撃者からの情報に基づいて下されます。 けいれん発作を示唆する症状としては、意識消失、体がふるえるような筋肉の動き、尿失禁、突然の錯乱、注意散漫などがあります。
けいれん どんな感じ?
典型的な全身けいれんでは、眼球が上転したり、目つきが定まらなくなり、全身を硬くつっぱらせたり、ガクガクとふるわせます。 唇や口元もヒクヒクさせて、唾液の泡をふいたりします。 けいれんのために呼吸が妨げられるので、時間が経つとだんだん顔色も悪くなります。 名前を呼んだり体をつねって刺激しても反応がありません。
痙攣とはどういうことですか?
けいれんとは、意志とは関係なく筋肉に力がはいる状態をさす言葉です。 大脳のはたらきの異常が原因で腕や足が動く場合を指すことが多いのですが、腹痛や、顔面のひくひくした動き、運動時のこむらがえり等も俗にけいれんと呼ばれます。
痙攣するとどうなる?
脳の一部に異常な電気的興奮が限局するときは意識障害は起こりませんが、異常な電気的興奮が広く両側の大脳に伝播すると意識障害をきたします。 全身性の痙攣発作のあとは眠りに入ることが多く、痙攣後に精神混乱を来たしたり(発作後もうろう状態、あるいは発作後昏迷)、頭痛を訴えることはよくあります。