1号液:カリウムを含まないので、カリウムを投与したくない患者さんに使い、開始液と呼ばれます。 また高カリウムを伴う脱水、電解質の初期補給に用いられます。 2号液:脱水補給液ともいわれ、ナトリウムとともにカリウムも投与したい脱水時に使われます。 21 авг. 2014 г.
リンゲル液 何に使う?
生理食塩液にはNa+とCl-が添加されていますが、K+とCa2+を添加して、より細胞外液(血漿)の電解質組成に近づけたのがリンゲル液です。 電解質組成がNa<Clが特徴で、出血性ショックや熱傷、手術時、代謝性アシドーシスの治療に適応がありますが、最近ではほとんど用いられません。
5%ブドウ糖液 いつ使う?
用途としては、細胞外液に水分と電解質を補給したい場合や、出血、ショック、熱傷、手術などのときに細胞外液を補給するために選択されるほか、大量嘔吐や糖尿病性昏睡の脱水補正を目的に投与されることもあります。
輸液なんのために行う?
輸液の目的には「水・電解質の補給」「栄養の補給」「血管の確保」「病態の治療」などがあります。 中でも最も重要なのは「水・電解質の補給」すなわち、体液を正常な状態に保つことです。
心不全 輸液 何使う?
心不全で血管内ボリューム負荷に耐えられない患者には5%ぶどう糖液の方が適切です。 生理食塩水よりも効率的に血管内ボリュームを増加させるのが、5%アルブミンです。 25%アルブミンならば、間質液を血管内に引き込んできます。