紀元前から、古代メキシコではカカオは「神様の食べ物」といわれ、大変高価なものでした。 16世紀の初め頃、アステカの皇帝モンテスマはとても貴重な飲み物として黄金のカップで1日に50杯ものショコラトル(チョコレートのこと)を飲んでいたといいます。
カカオ 何年?
ほとんどが実を結ばない花なのです。 収穫できるのは樹を植えてから4年目くらい。 最盛期は12~15年目で、50年以上採り続けることができます。
カカオの栽培いつから?
作物としてカカオが栽培され始めたのは紀元前2000年頃のメソアメリカと言われています。 マヤ文明の母体となったオルメカ文明時代の首都サン・ロレンツォ(San Lorenzo)(現メキシコ)では、テオブロミンの残留物が付着した土器が発見されています。
チョコレート 何年前から?
チョコレートの主原料となるカカオの起源は、紀元前3300年前後までさかのぼります。 5000年以上前、カカオはエクアドルで食用として摂取されていました。 その後メソアメリカでは紀元前2000年前後に栽培が始まり、オルメカ文明時代に人類初のカカオ利用が行われたと言われています。
カカオ 子供 いつから?
前提として、子どもがチョコレートを「何歳からなら食べても良い」という明確な基準はありません。 しかし、乳幼児は消化器官が未発達なため、砂糖などを含む食品は負担が大きくなります。 よって、少なくとも離乳食が始まる1歳半になってから、チョコレートを食べるほうが良いでしょう。