丈夫な骨や歯をつくるためには、バランスのよい食事と運動が大切ですが、特にカルシウムはしっかりとりたい栄養素です。 また、カルシウムは強い歯や骨をつくるだけでなく、筋肉の収縮や神経を安定させる作用もあります。 子どもが心身ともに健康に育つために、日ごろからカルシウムを充分に摂取することを意識しましょう。
カルシウムは何がいい?
牛乳をはじめとする乳製品はカルシウム源としてもっとも効率がよく、豆腐や納豆などの大豆製品、骨ごと食べられる小魚、ひじき・わかめ・のりなどの海草類、小松菜やちんげん菜などの緑黄野菜も優れています。
カルシウムを摂りすぎるとどうなりますか?
さらにカルシウムのとり過ぎは、尿に出て行くカルシウムも増やしてしまうので、腎臓結石、尿路結石などの危険が高くなります。
カルシウム どうとる?
カルシウムを効率良く摂るには、3回の食事をバランスよく食べることが大切です。 野菜、海藻類、乳製品、大豆製品など、幅広い食材を摂取することで、カルシウムの摂取量も満たされると考えられます。 また、冒頭でも少し解説したように、カルシウムを多く含む食品を一度にたくさん摂取しても、吸収できるカルシウム量は限られています。