迷ったら呼吸器内科を受診しましょう 咳が長引く時は、喘息など呼吸器の病気が原因であることが多いので、何科を受診すればいいのか迷ったら、まずは呼吸器内科を受診しましょう。 18 февр. 2021 г.
咳は何か?
肺や気管などの呼吸器を守るために、外から入ってきたほこり、煙、風邪のウイルスなどの異物を気道から取り除こうとする生体防御反応が咳(咳嗽=がいそう)です。 異物が入り込むと、まず咽頭や気管、気管支など気道の粘膜表面にあるセンサー(咳受容体)が感じ取ります。
咳が続く喉の違和感何科?
・咽喉頭異常感症・気管支炎・喘息など。 これらの病気は、主に呼吸器内科や耳鼻咽喉科の専門分野になります。 喉の違和感の他にも、咳や息切れ、呼吸の苦しさなどが出現している場合には、迷わず「呼吸器内科」を受診しましょう。
咳はどうやったら止まるの?
暖かい飲み物を飲む 飲み物で喉を温めることにより気管を広げ、呼吸を楽にすると咳が治まりやすくなります。 痰(たん)を伴う咳の場合は、喉を直接湿らせることで痰(たん)を体外に排出しやすくなります。 ただし、ウーロン茶は油を分解する効果があり、喉に必要な油まで分解してしまうので避けましょう。
咳の原因はどのくらいありますか?
その他、逆流性食道炎や心不全、薬の副作用などさまざまな原因が考えられるので、病院では問診のほか、採血やレントゲン検査、呼吸機能検査などを経て、咳の原因を見極めます。 咳の種類は、痰の有無やどのくらいの期間続いているかによって分けられます。 そして、咳の種類によって、疑われる病気も異なります。 痰がからんでいない咳は、「コンコン」「ケンケン」という感じの乾いた音がします。 このような音の咳は、マイコプラズマ肺炎、アトピー咳嗽、クループ症候群などの時に出ます。 タバコを吸う習慣がある人も、乾いた音の咳をすることがあります。 痰がからんでいる咳は、「ゴホンゴホン」「ゲホゲホ」というような濁った音がします。
咳が止まらない病院はありますか?
咳が止まらない! 病院は何科? 咳が止まらない場合は、内科や耳鼻いんこう科、呼吸器内科を受診しましょう。 咳以外にも全身症状(発熱・胸やけなど)がある場合は、内科を受診しましょう。 鼻水やノドの症状が強い場合には、耳鼻いんこう科の受診をおすすめします。
咳がしつこく残っている場合は、肺疾患の疑いがありますか?
それ以上長引く時は、別の病気が原因だと考えられます。 例えば、風邪をひいた後、咳だけがしつこく残っている場合は、喘息の前段階である咳喘息を発症している可能性があります。 タバコを吸う習慣のある人で、しつこい咳に悩んでいる人は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の疑いがあります。
咳喘息はどこで受診するべきですか?
「咳喘息かな? 」と思ったら何科を受診するべき? 咳喘息の可能性がある場合には、大人であれば 「呼吸器科」 を受診すると良いでしょう。 子供の場合は 「小児科」 でもOKですが、どちらかと言えば呼吸器科の方が確実です。 そもそも咳喘息というのは、空気の通り道になっている気管支という部分が炎症で狭くなって過敏になってしまい、咳が続いている状態です。 そして、この気管支を診るのは呼吸器科が専門になります。 「耳鼻咽喉科や内科じゃダメなの? 」と思うかもしれませんが、咳喘息の場合は基本的に対応していないと考えておいた方が良いでしょう 。 咳喘息にはよく似た病気が多いので、原因を正確に判断してもらうには専門的な知識が必要になります。