(1)原因家庭用品等種別の動向 小児の誤飲事故の原因製品としては、「タバコ」が281件(41.8%)で最も多かった。
子供が何かを飲み込んだ?
子どもが誤飲した~あわてないために~ 子どもが誤飲したものが分かっている時、ボタン電池や5cm以上の大きさの物、先端がとがっている物を飲み込んだ場合は救急外来を受診してください。 それ以外の場合は、咳をずっとしている、呼吸が苦しそう、何度も嘔吐し唾液をだらだら流しているなどが無ければ、夜間なら様子を見てもかまいません。
赤ちゃん 誤飲 どうする?
誤飲したら何も飲ませず、すぐ吐かせましょう。 乾いたタバコを少し(2cm以下)かじった程度なら、5~6時間様子を見て、吐き気があるかや顔色が悪ければ受診します。 灰皿や空き缶の吸い殻の液体を飲んでしまった場合は、何も飲ませず、すぐ受診してください。
小児の誤飲で最も頻度が高いのはどれか?
厚生労働省医薬食品局「家庭用品に係る健康被害病院モニター報告」によると、小児の誤飲事故で最も多い製品は「たばこ」だといわれています。 「たばこ」の誤飲は、1979年にモニター報告が開始されて以来、例年1位を占めています。
誤飲するとどうなる?
異物が大きいと胸部の不快感や痛みを訴えることがあります。 言葉で訴えることのできない子どもさんでは、不機嫌に泣く、母乳やミルクを飲まなくなるなどが症状の可能性があります。 胃の中に異物が進むと、症状はほとんどありません。 ただし、先端が鋭利な異物では出血、腹痛などの症状が出ることもあるため、異物の特定が重要になります。