狂犬病は一旦発症すれば効果的な治療法はなく、ほぼ100%の方が亡くなります。 感染動物に咬まれるなど感染した疑いがある場合には、その直後から連続したワクチンを接種(暴露後ワクチン接種)をすることで発症を抑えることができます(Q11参照)。
狂犬病はいつまで?
狂犬病の予防注射 毎年4月から6月が狂犬病予防注射期間として定められており、福岡県では各市町村で集合注射が行われています。
狂犬病 どれくらいで死ぬ?
こうした症状が現れた2日から7日後に昏睡状態(昏睡期)に陥り、やがて呼吸困難により死に至ります。
恐水 なぜ?
狂犬病は「恐水病」などとも呼ばれますが、これは神経が過度に過敏になる結果、患者が水を飲もうとすると、水の刺激で反射的に強い痙攣が起こり、水が飲めなくなるため、患者が水を飲むことを恐れることによるものです。
狂犬病 どうやったらうつる?
感染経路 主な病原体は狂犬病ウイルスで、ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からのウイルスが侵入することで感染します。