狂犬病は、人を含め犬、猫、ネズミ、コウモリなど全てのほ乳類に感染します。 狂犬病ウイルスをもつ動物に咬まれたときに、その動物の唾液中に含まれるウイルスが傷口から体内に侵入することで感染します。 人も動物も発病すると治療法がなく、狂暴化・精神錯乱・全身麻痺などの症状を示した後、ほぼ100%死に至る、大変恐ろしい病気です。
狂犬病 人から人 なぜ?
通常、狂犬病が人から人に感染することはありません。 これまでに臓器移植による感染が認められていますが、非常にまれな事例といえます。 なお、輸血により感染したという報告はありません。
狂犬病ってどうやって感染するの?
感染経路 主な病原体は狂犬病ウイルスで、ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からのウイルスが侵入することで感染します。
狂犬病 何故?
狂犬病は狂犬病ウイルスの感染によって引き起こされる致死的な動物由来感染症です。 「狂犬病」という名前は、この病気に犬が感染した場合に凶暴性を示すことが多いため、人への感染源として恐れられたことから付けられた和名です。
狂犬病とは何ですか?
狂犬病は、狂犬病ウイルスを保有するイヌ、ネコおよびコウモリを含む野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口からの侵入、および極め て稀ではあるが、濃厚なウイルスによる気道粘膜感染によって発症する人獣共通感染症である。