狂犬病に感染する9割以上が犬から感染しているので、人への被害を予防するために、犬の狂犬病をコントロールすることが重要とされています。 飼い犬に狂犬病の予防接種をすることで犬のまん延が予防され、日本にも狂犬病が侵入した場合に備えて飼い犬への狂犬病ワクチンの接種を義務付けています。
狂犬病ワクチン 義務化 いつ?
では日本における狂犬病はどうでしょうか。 現在、日本国内において人では1956年、動物では1957年を最後に狂犬病は発生していません。 1950年に施行された狂犬病予防法により、飼い犬の登録、ワクチン接種の義務化(毎年1回)、ならびに野犬の抑留等を徹底したことが大きく貢献しています。
狂犬病 義務 いつから?
犬を飼う人の義務ですので、毎年1回、必ず飼い犬に狂犬病の予防注射を受けさせましょう。 ... 狂犬病に関するQ&Aについて・市町村に犬を登録すること。・犬に毎年狂犬病の予防注射を受けさせること。・犬に鑑札と注射済票を付けること。 (1) 毎年4月から6月は狂犬病予防注射期間です。 (3) 詳しくは市町村の窓口にお問い合わせ下さい。
狂犬病の予防接種をうけなかったらどうなる?
狂犬病ワクチンを打たなかった場合どうなりますか? 獣医師の判断により狂犬病予防接種が免除された場合を除き、飼い犬に狂犬病予防注射を受けさせなかった場合、20万円以下の罰金の対象となります。 2019年には狂犬病予防法の違反により174件もの検挙数が報告されています。
狂犬病はなぜ水を怖がるのか?
狂犬病は「恐水病」などとも呼ばれますが、これは神経が過度に過敏になる結果、患者が水を飲もうとすると、水の刺激で反射的に強い痙攣が起こり、水が飲めなくなるため、患者が水を飲むことを恐れることによるものです。