風邪の症状から始まり、多くの場合、夜間突然に”犬の吠える声のような”、もしくは”オットセイの鳴くような”咳がでたり、息を吸うときに「ヒューヒュー」「ゼロゼロ」という音(これを吸気性喘鳴といいます)がしたりします。
クループ症候群 どんな咳?
食道から気管に枝分かれする部分に声帯、つまり声を出すところがあります。 クループ症候群は主にこの声帯付近が狭窄、つまり細くなってしまうような状態となることで、犬が吠えるようなとか、オットセイの鳴き声のような、などと表現される特徴的な咳(犬吠様咳嗽)が現れます。
クループどんな?
クループとは風邪の一種で、のどの奥が腫れる病気です。 クループは6カ月から3歳の乳幼児に多くみられます。 症状としては犬の吠えるような咳やしわがれ声、息をするとぜいぜいして苦しいといったことがみられます。 急変したり重症化することがありますので、疑ったら医療機関を受診して下さい。
クループ 咳 何日?
多くの場合には3~4日が症状のピークで、1週間程度をかけて徐々に改善に向かいます。 ただし症状は夜間に悪化する傾向にありますので、特に呼吸困難など起こしていないか注意することが重要です。 普段の風邪と咳の様子が違う、呼吸が苦しそうなどの症状があれば、早めに受診するようにしましょう。
クループ咳 よだれ?
初期には高熱、のどの痛み、咳が出現し、12時間以内に吸気性喘鳴、ものをのみこめなくなり、よだれが多量にでます。 やがて極めて重症な呼吸困難となります。 症状の急速な増悪により死に至ることもあります。 大泣きや興奮から呼吸停止を来すことがあります。