クループとは疾患の名前ではなく、感染症によって引き起こされる特定の呼吸症状の総称です。 声の通り道(声門周囲)にウイルス感染が起きることにより浮腫・腫れが起きることで症状が出現し、特徴的な咳(犬が吠えるような咳、オットセイが鳴くような咳)や鼻汁、発熱を認めます。 夜間に急に咳が悪くなることで気付かれることが多いです。
クループ症候群 どんな咳?
食道から気管に枝分かれする部分に声帯、つまり声を出すところがあります。 クループ症候群は主にこの声帯付近が狭窄、つまり細くなってしまうような状態となることで、犬が吠えるようなとか、オットセイの鳴き声のような、などと表現される特徴的な咳(犬吠様咳嗽)が現れます。
クループ どんな音?
風邪の症状から始まり、多くの場合、夜間突然に”犬の吠える声のような”、もしくは”オットセイの鳴くような”咳がでたり、息を吸うときに「ヒューヒュー」「ゼロゼロ」という音(これを吸気性喘鳴といいます)がしたりします。
クループ 咳 何日?
多くの場合には3~4日が症状のピークで、1週間程度をかけて徐々に改善に向かいます。 ただし症状は夜間に悪化する傾向にありますので、特に呼吸困難など起こしていないか注意することが重要です。 普段の風邪と咳の様子が違う、呼吸が苦しそうなどの症状があれば、早めに受診するようにしましょう。
クループ咳 よだれ?
初期には高熱、のどの痛み、咳が出現し、12時間以内に吸気性喘鳴、ものをのみこめなくなり、よだれが多量にでます。 やがて極めて重症な呼吸困難となります。 症状の急速な増悪により死に至ることもあります。 大泣きや興奮から呼吸停止を来すことがあります。
クループ 何?
(喉頭気管気管支炎) クループとは、ウイルス感染症により発生する気管と喉頭の炎症で、せきと、高いキューキューいう呼吸音(吸気性喘鳴)が起こり、ときに息を吸う(吸気)のが難しくなります。 原因はウイルスです。 症状には、発熱、鼻水、典型的な犬が吠えるようなせきなどがあります。
犬吠様咳嗽 どんな?
犬吠様咳嗽(けんばいようがいそう)とは、犬が吠えたような鳴き声の咳のことである。 クループ(咽頭ジフテリア、急性声門下咽頭炎など)が発症した際の症状で、主に小児に見られる。 上気道の炎症による浮腫が原因で咽頭狭窄が起こり生じる。
クループ症候群 どうすれば?
クループ症候群と診断されたら、自宅でゆっくり休ませましょう。1お部屋を加湿する2小まめに水分補給する3寝るときは、上半身が起き上がる姿勢にしてあげる熱なしクループ症候群の対処法。軽度なら大丈夫?早く治すために ...
仮性クループ 何科?
呼吸の音と咳の仕方に注意していただき、何か異変があれば、お近くの耳鼻咽喉科にご相談ください。