初期には高熱、のどの痛み、咳が出現し、12時間以内に吸気性喘鳴、ものをのみこめなくなり、よだれが多量にでます。 やがて極めて重症な呼吸困難となります。 症状の急速な増悪により死に至ることもあります。 大泣きや興奮から呼吸停止を来すことがあります。
クループ よだれ?
症状はよだれを流し、飲み込みが出来なくなり、こもった声と高熱、呼吸困難が見られます。 急激に窒息を来し、死亡する可能性のある非常に危険な疾患です。 治療は気管にチューブを挿入し気道確保することと、抗生物質の投与です。 この疾患多くはありませんが生命の危険のある重症な疾患です。
クループ咳 なぜ?
クループとは疾患の名前ではなく、感染症によって引き起こされる特定の呼吸症状の総称です。 声の通り道(声門周囲)にウイルス感染が起きることにより浮腫・腫れが起きることで症状が出現し、特徴的な咳(犬が吠えるような咳、オットセイが鳴くような咳)や鼻汁、発熱を認めます。
オットセイのような咳 どんな?
クループとは? どのような症状なの? かぜをひいた時に、のどの奥(声を出すところ)あたりが腫れて気道が狭くなり、オットセイの声のような咳(犬の吠えるような咳)がでます。 他に、声がかすれたり、声が出なくなる、胸がゼイゼイ(ゴロゴロ)する、熱が出るなどの症状があります。
クループ 咳 何日?
多くの場合には3~4日が症状のピークで、1週間程度をかけて徐々に改善に向かいます。 ただし症状は夜間に悪化する傾向にありますので、特に呼吸困難など起こしていないか注意することが重要です。 普段の風邪と咳の様子が違う、呼吸が苦しそうなどの症状があれば、早めに受診するようにしましょう。
ケンケン 咳 どんな?
普通の風邪と異なり、オットセイが鳴いているような(オウッオウッ)、または犬が鳴いているような(ケンケン)といった特徴的な咳がでます。 ひどいお子さんでは呼吸が苦しくなることもあり注意が必要です。 また発熱、のどの痛みも一緒に出ることが多いです。
クループ どんな咳 音声?
風邪の症状から始まり、多くの場合、夜間突然に”犬の吠える声のような”、もしくは”オットセイの鳴くような”咳がでたり、息を吸うときに「ヒューヒュー」「ゼロゼロ」という音(これを吸気性喘鳴といいます)がしたりします。
クループ うつりますか?
クループはかぜの一種であり、人にうつりやすいです。 周りのこどもにうつさないように注意をする必要があります。 クループを起こしたウイルスに感染すると、乳幼児であればクループになる可能性がありますが、年長児や大人では、通常のかぜの症状がみられます。
クループ 入院 何日?
喉頭の腫れをひかせるために、エピネフリンの吸入を行い、ステロイドの内服をします。 症状が強い場合は入院して治療を行います。 低酸素状態になっていれば酸素の投与、脱水症には輸液を行います。 大体3~4日でピークは落ち着いてきますので、入院は短期間ですみます。