朝晩と日中の温度差が大きくなる季節の変わり目。この時期になるとなんだか鼻がムズムズしたり、くしゃみを連発したり――。 そんな症状に心当たりはありませんか?
くしゃみとは何?
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「くしゃみ」の解説 呼吸筋の不随意的,発作的なれん縮によって,空気が口,鼻から激しく放出される現象をいう。 呼吸器の防御反応の一種。 鼻アレルギー,鼻粘膜の刺激,炎症などの際にみられる。 この反射は,鼻粘膜に対する刺激から始って三叉神経と嗅神経を介して起る。
くしゃみは何のために出るのか?
くしゃみが出るしくみ 鼻の粘膜(ねんまく)にゴミやウイルスなどが付くと、その刺激(しげき)が神経を通じて呼吸に使われる筋肉に伝わり、緊張(きんちょう)させます。 筋肉の緊張がピークになると空気が吸い込まれ、緊張が一気にゆるむと空気が勢い良く押(お)し出され、くしゃみが出ます。
鼻水はどこから出てくるのか?
実は、鼻水は体を守るために大切な 働きをしています。 鼻の中に、異物(ウイルスや細菌、埃や花粉など)が入り、鼻の粘膜が炎症を 起こすと、大量の粘液を作り、異物を体の外へ押し出そうとします。 これが鼻水の正体です。
寒暖差アレルギーどんな症状?
寒暖差アレルギーとは、気温差などが原因となって生じる鼻炎です。 くしゃみ、鼻水、鼻づまりの他、食欲不振、不眠、イライラする、疲れやすいといった症状がみられ、一般的には、7℃以上の気温差がある場合に起こるといわれています。