厚生労働省の「平成22年度 医療費の動向」によると、70歳以上の医療費は年間 79.3万円となっています。 月額に換算すると 6.6万円程度です。 しかしこの数字は、医療機関が行った医療行為にかかる費用です。 患者が実際に負担するのは、70歳以上の場合1割(高所得者は3割)です。
70歳の医療費はいくら?
70歳となる誕生月の翌月(各月1日が誕生日の方はその月)の診療から、窓口負担は69歳までの3割から2割になります。 (例えば、平成26年4月2日~5月1日に70歳の誕生日を迎える方は、4月まで3割負担、5月から2割負担になります。)
70歳からいくら必要?
定年の65歳から100歳まで平均的な支出で生活したと仮定して、60代の5年間で約1,740万円、70歳からの30年間で約8,440万円の支出となり、合計すると1億180万円の支出になると予測できます。
65歳以上 医療費 何割?
・65歳~69歳は3割・70歳~74歳は原則2割。 この内、軽減特例対象者※は1割、現役並み所得の方は3割・65歳以上の方が療養病床(慢性病で長期入院する病床)に入院する場合の食事・居住費に関しては生活療養標準負担額を医療費の一部負担金(自己負担分)とは別に負担いただきます。
老後の介護費用はいくら?
介護費用はいくらかかるのか 生命保険文化センター「平成30年度生命保険に関する全国実態調査」によると、実際に月々の介護費用として支払った額の平均額は7万8,000円でした。 また、回答の中で最も多かったのは、「15万円以上」の15.8%です。