前頭葉の機能低下で感情が抑えられない ところが前頭葉は、加齢とともに機能が低下し、さらに高齢になると脳の前頭葉が収縮してしまい、判断力や感情の抑制力が低下していくのです。 抑制する力が弱まり、怒りを抑えられないことが、外から見るとキレていると捉えられてしまいます。
高齢者 キレやすい なぜ?
高齢者がキレやすくなるメカニズムは、脳科学の研究で解明されています。 脳内には、ものごとを判断して感情をコントロールする部分(前頭前野)があります。 この前頭前野は、老化によって60歳を過ぎるころから収縮を始めます。 この収縮が前頭前野の機能低下を招き、その結果、感情の抑制ができなくなり、キレる言動が増えてくるのです。
高齢者 ネット 苦手 なぜ?
実のところ「高齢者の情報機器離れ」の原因は、「使いたい、興味はあるが使い方が分からないので使えない」「自分の生活の中で必要性を感じない。 必要のないものを使う理由がない」の2要素であることが分かる。
認知症 なぜ怒りやすい?
認知症の人が怒りやすくなる原因は、感情抑制ができなくなるからです。 認知症になると、状況への適応ができない、適切な判断ができないなどの「認知機能障害」が現れます。 このため、状況が正しく把握できずに怒りにつながることがあります。 また認知症により感情抑制能力が低下して、それが「怒りっぽさ」につながるのです。
キレる どこから?
語源 諸説あるが、古来のことわざにある「堪忍袋の緒が切れる」から「切れる」を採った説と、激しく怒ったり興奮した場合、額角に青筋(静脈)が浮き立つが、その血管が「切れる」様相を表したとする説が有力である。 お笑い用語からの発祥とも、若者言葉ともされるが、今日では日常会話においてもよく用いられる。