そのため涙は、目の表面を覆って乾燥から守るだけでなく、目に栄養を届けたり、ゴミやほこりを洗い流したり、細菌などから目を守る働きをしています。 涙は、 上 うわ 瞼 まぶた の外側あたりにある、 涙 るい 腺 せん という涙を作る組織から分泌され、目の表面を一様に潤します。
涙が出やすい なぜ?
大きな原因のひとつは、本来は鼻へ抜けていく涙の通路(涙道)のどこかが細くなったり詰まったりしていることです。 涙は上まぶたの外側にある涙腺から分泌され、眼の表面を潤し、栄養を与えた後は目頭の上下にある小さな穴(涙点)から顔の内側に入り、涙小管という細い管を通って涙嚢(るいのう)という袋にたまります。
人はなぜ涙を流すのか?
1つ目は基礎分泌的な涙で、感想などを防ぐもの。 2つ目は反射的な涙で、目に異物が入ったりした際に出るもの。 3つ目は感情的な涙で、悲しいことがあったときなどに流れます。
涙目は何科?
受診の目安とポイント 涙目がいつまでも良くならない、ひどくなる、ほかの目の症状もあるようならば眼科を受診してください。
涙が止まらないのはなぜ?
また、鼻涙管(びるいかん)閉塞や鼻涙管狭窄(きょうさく)のように涙の通り道がふさがったり、狭くなったりした場合、あるいはそのふさがった部分が細菌に感染する涙嚢(るいのう)炎の場合には、涙があふれ出て止まらない状態になります。 また、顔面神経麻痺によっても涙の分泌が過剰になることがあります。