姿勢を低くして、持ち物は体より高く突き出さないようにします。 雷の活動が止み、20分以上経過してから安全な空間へ移動します。 なお、保護範囲に退避していても、落雷地点の近くで座ったり寝ころんでいたりしていると、地面に接触している身体の部分に、しびれ、痛み、ヤケドが発生し、ときには歩けなくなることがあります。
雷 近くに落ちたらどうなる?
雷の電流は非常に大きいため、雷放電路を流れる電流により、配電線や通信線近傍の電磁界が急変し電線や金属部分に抵抗性結合及び誘導結合(電磁的、静電的)による過電圧が発生します。 発生した過電圧が電源線や通信線を通って電気機器に侵入し、被害が生じます。
雷はどうやってできるのか?
空気が電気の力に耐えきれなくなった時に放電し、雷が発生します。 プラス電荷とマイナス電荷が引き合い空気中で放電します。 この雲の中、または雷雲同士で発生するものが雲放電で、雲と大地の間に発生するものがいわゆる落雷です。
雷がなったらどこが安全なの?
屋内に流れ込んだ電気による感電を防ぐため、壁や天井、水道管や窓などの金属部分、コンセントや照明・電話・テレビなどの電気機器から1m以上離れた場所が安全です。
雷に打たれたらどうする?
雷に打たれたときの手当て どんなに軽傷に見えても、落雷にあった人に対する処置は感電のときと同じです。 すぐに救急車を呼び、次に意識、呼吸、脈拍をチェックしましょう。 そして、呼吸停止、心停止におちいっていれば、ただちに心肺蘇生法を開始します。