猫は猫草を食べると胃が刺激されて嘔吐を起こします。 それにより、毛球症(毛玉が胃の中で塊を作り、嘔吐や閉塞を引き起こす病気)を予防したり、胃腸を整えることが期待できます。 その他、食物繊維による便秘改善、ストレスの軽減などが期待できます。 しかし、栄養面で見てみると、必ずしも必要ではありません。
猫の草 なぜ食べる?
・毛玉を吐き出しやすくするため 猫ちゃんはグルーミングのときに飲み込んだ抜け毛を、毛玉として吐き出す習性があります。 猫草を食べることで尖った葉っぱが胃の粘膜を刺激し、毛玉を吐き出すのを助けているのでは、と考えられています。
ねこ草 何ヶ月から?
猫草は「何ヶ月から食べさせて大丈夫」という決まりはありません。 しかし、上述したように子猫は内蔵が出来上がっていないので、ある程度成長していないと消化器系に負担をかけることになってしまいます。 目安としては、まだ固形のフードを食べられないような子猫には与えない方が良いでしょう。
猫草 どれくらいもつ?
それこそこまめに水をあたえていても、その寿命は大して長くありません。 日照、そして適切な水分。 これらを気に掛けて育てていても、猫草はすぐにダメになってしまいます。 大体1ヶ月か2ヶ月持てばいいほうで、それ以降は食べられた箇所から茶色くなって、徐々に枯れてしまうというのがよくある猫草の最期ですよね。
猫草 何本?
1日数本・若草のみ与える 成長しすぎたイネ科の植物は硬く、内臓を傷つけるおそれがあります。 また、与える回数や量が多いと、嘔吐を誘発して体に負担をかけてしまうことも考えられます。 猫草を与える際は1日数本、やわらかい若葉だけを与えてください。