猫の性格や環境によっても異なりますが、多頭飼いを始めて約1週間から2週間程度でお互いの存在に慣れていくといわれていますので、焦らずにじっくりと猫同士の距離感とタイミングを見守ってあげましょう。 先住猫が甘えん坊の場合は、飼い主の愛情を新しい猫に取られたと思い、それがストレスになることもあります。
猫を多頭飼いする人は増えていますか?
猫を多頭飼いする人は年々増えています。 基本的には若齢の猫ほど新しい猫と良い関係を築けます。 1匹から2匹よりも、2匹から3匹の方がスムーズに馴染む傾向があるようです。 またメス同士の場合や、避妊・去勢手術を済ませたオスとメスなどは比較的トラブルなく生活できることが多い反面、成猫のオス同士は縄張り意識が強く、ケンカが起きやすいようです。 兄弟猫は比較的仲良くなりやすい傾向があるので、はじめは兄弟猫を加えるのもおすすめです。 特に注意すべきなのは、高齢猫を飼っている場合です。 高齢猫はストレスで体調を崩す恐れがあるので、お家に高齢猫がいる方は、多頭飼いは控えた方がよいかもしれません。
猫の飼育頭数の上限はありますか?
高齢猫はストレスで体調を崩す恐れがあるので、お家に高齢猫がいる方は、多頭飼いは控えた方がよいかもしれません。 猫の飼育頭数の上限は、住居の環境によって異なります。 「猫の飼育頭数の上限=自由に出入りできる部屋の数-1」を目安にするとよいでしょう。
猫が家に慣れるまでの期間はどのくらいかかりますか?
保護猫が家に慣れるまでの期間は猫によって大きく変わりますが、 最低2週間以上 はかかると考えておくと良いでしょう。 筆者が保護した猫は人馴れしていましたが、家に慣れるまで3週間近くかかりました。 猫は段階を踏んで少しずつ家や人に慣れていきますが、ステップごとに注意点や猫との関わり方が変化します。
猫は途中で飼えなくなったらどうなりますか?
また、当然ですが、猫のトイレやブラッシングなどの手間や、個体ごとの健康管理をしなければならないなど、飼い主さんの負担は猫の数が増えればその分だけ増えていきます。 やっぱり途中で飼えなくなった、とならないよう無理は禁物です。 1匹であればキャリーバッグに入れて一緒に避難できますが、2匹以上の場合はどうするか考えておく必要があります。 1匹だけ取り残されてしまったなんてことがないよう、家族で事前に話し合っておきましょう。 猫も大切な家族の一員です。 誰がどの猫を運ぶなど、災害時の避難方法はしっかり考えておきましょう。 猫には休息場所が必須。 高さの異なる台を複数箇所設置してあげましょう。 猫が使用できる空間が格段に増え、猫にとって家が広く、快適な空間に感じてもらうことができます。