猫は犬と異なり、日常的によだれを垂らすことはほとんどありません。 しかし、猫がよだれを垂らしているからといって必ずしも病気とは限りません。 例えば、興奮や緊張をして交感神経が刺激されたときや、リラックスしたり、お腹が空いたりして副交感神経が刺激されたときによだれを垂らすことがあります。
猫が突然よだれ?
元気だったのに急によだれを出している場合、中毒の可能性もあります。 猫にとって良くない成分を取り込んでしまったことで発生します。 食べ物だけではなく、除草剤や殺鼠剤、ノミ取り首輪などに含まれている化学物質で発症する可能性もあります。 また、植物が原因の場合もあります。
猫の病気 よだれが出る?
よだれが出る原因としては、口腔内の疾患、唾液腺の疾患、代謝異常によるもの(肝機能不全や腎機能不全など)、神経疾患など、多くの病気が考えられます。 まずは、口腔内を観察し、口の中に痛みの原因となるようなものがないかをチェックしましょう。 口の中にとくに異常がみられない場合は別の病気が考えられます。
猫 撫でるとよだれが出る?
すべての猫に当てはまるわけではないが、猫は飼い主などの心を許している人に抱っこされたり、撫でてもらっているときによだれが出ることがある。 獣医の説明によると、猫が人と触れ合っている時に出るよだれは悪いものではなく、単に猫が嬉しくてリラックスしているサイン。
猫 よだれ 空腹?
猫のよだれとは よだれ(唾液)は口の中の洗浄、潤滑、消化の複数の役割を持ち、唾液線という唾液を分泌する部分から出てきます。 よだれの分泌は自律神経である副交感神経と交感神経によって調節が行われているため、リラックスしたり空腹を感じた時は副交感神経の方が優位になり唾液腺の血管は拡張して分泌が促されます。