髪は毛根でつくられる 毛髪(毛幹)は死んだ細胞ですが、毛母細胞が活発に分裂・増殖することによって押し出されるように伸びていきます。 1年間に10cm以上、長いものは6年以上伸び続けます。 毛根は胎児のときにつくられ、その数は生まれてから基本的に一生変わりません。
なぜ毛を抜いても生えてくるのか?
毛乳頭の上の部分に「毛母細胞」というものがあり、この毛母細胞が毛乳頭から栄養をもらい、 細胞分裂することで毛が発生し成長します。 つまり、毛母細胞がある限り、いくら抜いても抜いても毛が生えてきてしまうのです。
なぜ体に毛が生えるのか?
産毛も含め体毛の役割は「体温を保つ、外からの刺激(紫外線、こすれ、衝撃など)から体を守る」というのが定説のよう。 確かに、毛が多く生えている場所には脳(頭)、生殖器(デリケートゾーン)、リンパ節や太い血管(ワキ)など大切な臓器があることから見ても、納得です。
すね毛はなぜあるのか?
指毛、すね毛、腕毛で毛穴をカバー 肌を洋服で守る文化がなかった時代、そんな無数の穴が無防備な状態では、すぐに細菌が侵入する恐れがあったため、そういった外からの直接的な刺激や紫外線などから、毛が守ってくれるという効果があったのです。
毛 何ミリ 埋まってる?
毛母細胞の分裂が始まると、皮膚の中で成長が始まります。 皮下約2mmくらいから始まり、毛根は徐々に深くなります。 毛母細胞が活発に分裂して毛が成長し 表面に出て伸びている期間です。 毛根の深さは一番深くなりワキや下肢で3.5mm腕2mmです。