肛門腺とは? 肛門の左右(時計に例えれば 4 時と 8 時の位置)にある一対の袋を肛門嚢(腺)といいますが、この中に悪臭がある分泌物(液体からペースト状)が入っています。 この分泌物が「肛門嚢液」、あるいは「肛門腺液」などと呼ばれているものです。
猫のこうもんどこ?
猫には肛門の左右に肛門嚢と呼ばれる袋がついています。 肛門嚢の中には肛門腺があり、強い臭いを発する液体を分泌します。 肛門腺の分泌物の匂いは個体ごとに違うので、猫同士のコミュニケーションに使われます。23 июл. 2014 г.
こうもんせん 何のため?
肛門腺はイタチやスカンクだけにある訳ではなく、犬や猫にもあるのです。 肛門腺で生産される分泌液は、犬や猫それぞれの個体毎に異なるにおいをしているため、個体を識別するために使われています。 犬や猫同士がお互いのお尻のにおいを嗅ぎ合っているところをみたことがある方もおられるのではないでしょうか。
こうもんせん なぜ絞る?
肛門嚢に蓄積した分泌液を自分で絞り出せなくなってしまうと、肛門嚢に古い分泌液が溜まったままになり肛門嚢の中で雑菌が繁殖します。 ... これらのリスクから愛犬を守るためにも、うまく分泌液を排出できない犬は定期的に肛門腺を絞ってあげることが必要です。
猫 おしりいつも臭い?
まとめ 猫の肛門周りが臭い場合、もともと臭い肛門腺液が原因であることが多く、一時的な場合は問題ありません。 しかし、おしり周りが臭い状態が数日間続く場合や、以前よりも明らかに臭くなった場合、炎症のおそれがありますので、すぐに動物病院を受診しましょう。 肛門腺の炎症で起こる病気は、肛門腺炎や肛門腺破裂が考えられます。