猫は、起きている時間の3割以上を毛づくろいにあてています。 寝起きや食事のあと、飼い主さんになでられたあとなど、気がつけばいつも体を舐めたり、カミカミしたり。 猫がこんなにも毛づくろいをするのは、毛づくろいが「猫の心と体のケア」に欠かせない行動だからです。 9 мар. 2019 г.
猫 毛繕い どんなとき?
もともと狩りをしていた猫は、捕食動物の血などで前足や顔が汚れていました。 汚れた部分をきれいにする名残で、飼い猫になってフードを与えられるようになっても、本能的に食後の毛づくろいをすることがあります。 用を足した後や人間に触れられたときにも、体を懸命に舐めていることがあります。
猫 毛繕い 何時間?
実際どのくらいの時間、猫は毛づくろいをしているのでしょう。 猫は起きている時間の約24%を毛づくろいに費やしているといわれています。 起きている時間は1日10時間程度ですから、1日に2.4時間以上も顔を洗ったり、体をなめたり、爪先を整えたりしていることになります。
猫 毛繕い いつ?
本能的な行動ですから、仔猫はだいたい6週齢位までには成猫と同じような毛づくろいをするようになります。 言い換えれば、それまでの間は母猫や飼い主(保護者)が手伝ってあげる必要があることになるのです。
猫なぜ毛繕い?
猫の毛づくろいには、身体を清潔に保つ効果があります。 猫の舌の表面には【糸状乳頭(しじょうにゅうとう)】という突起が無数にあり、被毛に付着したほこりや、ノミ、ダニといった寄生虫をこれで絡めとることで、皮膚や被毛を清潔な状態に保っているのです。 また、猫の唾液には殺菌作用があり、これも含めて身体をきれいにしています。