毛嚢炎はできてしまっても、皮膚を清潔に保つことで1週間ほど経つと自然に治る場合がほとんどです。 しばらくしても症状が改善されない場合や炎症や痛みが強い場合は、原因に合った内服薬、外用薬で対処します。 目安として1週間が経過しても治らない場合は、皮膚科で受診いただくことをおすすめします。
毛嚢炎 どうすればいい?
毛嚢炎とは、毛包に炎症が起きた状態のことです。 皮膚だけでなく頭皮にも出来ます。 放置しても自然治癒しますが、繰り返す人は鼻の中に抗菌薬の軟膏を塗る。 または、抗菌石鹸で全身を洗うなどして、ブドウ球菌を根絶させる必要があります。
毛包炎 どれくらいで治る?
症状が軽度であれば、皮膚を清潔に保つことで通常は1週間ほどで軽快します。 抗菌成分配合の市販薬(OTC医薬品)を用いてみてもよいでしょう。 男性で、ひげの生えている部分に毛包炎が生じている場合(尋常性毛瘡)には、一時的にひげそりを控えるなどの配慮が必要です。
毛嚢炎の治療は何科?
「せつ」や「よう」になっていたら皮膚科など医療機関での専門の治療が必要なので、早めにご相談ください。 免疫機能が低下していて、感染が付近の皮膚にも広がっていたり、顔面にできていたりする場合は、切開法ではなく抗菌薬を処方して、黄色ブドウ球菌を撃退します。
毛包炎 何日?
温浴毛包炎は、特に治療をしなくても1週間以内に治ります。
毛嚢炎の治療薬はどれがいいの?
大きく分けて毛嚢炎の治療薬は、先ほども少し出てきたステロイドと非ステロイドの2種類があります。 ※ステロイドは市販薬であっても使いすぎると症状が悪化する場合があるので、説明書をよく読み塗る量とタイミングを確認しましょう。 ※非ステロイドは殺菌と抗菌により治療をしステロイドに比べ安全ですが、こちらも同じく用法・用量をしっかり守ってください。 基本的には、パッケージの【効能・効果】に化膿性皮膚疾患と記載されているものを使います。 購入する際は必ずパッケージ裏側の説明文をよく確認しましょう。 もしも不安であれば、購入前に 薬局スタッフ や 薬剤師 にどれが効くのか尋ねるのもいいかもしれませんね。
ストレスは毛嚢炎を引き起こすのでしょうか?
▼毛嚢炎以外にも… ストレスは毛嚢炎を引き起こすだけでなく、血糖値を急激に上げ 糖尿病 (とうにょうびょう)や 脳梗塞 (のうこうそく)を引き起こしたりと、危険な病気につながります。 自分なりの健康的なストレス解消法を確立するようにしてください。
ニキビと毛嚢炎の違いは何ですか?
毛嚢炎の原因であるブドウ球菌というのが厄介で、病原性(感染させる能力)が非常に高く”食中毒”を引き起こす事で有名な細菌です。 「ニキビ」と「毛嚢炎」の違いは見た目だけでは少し判断しにくく、症状に気が付いた際は早めに皮膚科に行きましょう。 毛嚢炎は一つだけ”ポツン”と出来ることもありますが、多くの場合一定の範囲でいくつもブツブツになることが多いので、見た目も悪く気分が落ち込んでしまいます。 特に顔に出来ることが多いので、女性は特に気になりますね。 特に、背中や脇などによくできます。