腎臓の組織は一度壊れると元に戻すことはできないので、慢性腎臓病を治す治療はありません。 治療は残っている腎機能を長持ちさせて、病気の進行を遅らせることが中心になります。 腎臓に負担をかけない低タンパク・低リンの食事を与える食事療法や、場合によっては投薬も行います。
猫 腎不全 何回も吐く?
猫の急性腎不全は尿が出なくなってしまうことから放置してしまうと尿毒症を起こしてしまいます。 尿毒症を起こした猫は短時間で生命の危険に関わる病気になりますので、排尿量が減った、何回も吐くという症状があるようであれば早めに動物病院に連れて行くようにしましょう。
猫が腎不全になるとどうなるの!?
慢性腎臓病(慢性腎不全)はネコちゃんの老齢期での発症が多く、死亡率の高い病気です。 初期には多飲多尿(水をたくさん飲み、尿量が増え、尿の色が薄くなる)など、尿そのものに関連した変化がみられますが、進行すると食欲不振や体重減少、嘔吐、けいれん発作など、全身的な症状を示すようになります。
猫 腎臓病 何年生きられる?
一般食を食べ続けた腎不全の猫の、発症後生存期間が平均264日なのに対し、療法食を食べ続けた猫は633日生きたというデータもあります。
猫 腎不全 何歳?
何らかの原因によって腎臓の組織がが少しずつ破壊されていき、長期間にわたって腎臓の機能が低下していく状態が慢性腎不全です。 猫は普段から水を飲む量が少ないため、腎臓に負担がかかりやすく、慢性腎不全になりやすいとされています。 年齢に関係なく発症しますが、7歳頃から増加し、10歳以上になると発生率が急増します。