江戸時代(1603年~1868年) 江戸時代に起こった大きな変化は、「中国の金花猫と日本の猫股が融合したこと」と、「猫股のしっぽが二つに分かれ始めたこと」、そして「猫が躍り出したこと」です。
猫又 何年生きたら?
長生きした猫は化ける しばしば語られているのが「10年生きた猫は化け猫に、20年生きた猫は猫又になって人間を化かす」といった俗説。 化けるまでの年数は説によって異なるようだ。 なぜかどちらも“人間に飼われている猫”限定らしく、野良猫が化けるという話は聞かない。
猫又 何をする?
性格は多種多様で、凶暴で人間に悪さをする猫又もいれば穏やかで飼い主に恩返しをするような猫又もいます。 猫又には、ペットとして飼われていた猫が化けた猫又と野生の猫が化けた猫又の2種類がいると言われています。 ペットの猫が化けた猫又が書かれたものとしては、鎌倉時代の「古今 著聞集」があります。
「猫又」とはどんな生き物?
猫又、猫股(ねこまた)は、日本の民間伝承や古典の怪談、随筆などにあるネコの妖怪。 大別して山の中にいる獣といわれるものと、人家で飼われているネコが年老いて化けるといわれるものの2種類がある。
猫又 どんな妖怪?
1つ目が、ペットとして暮らしていた猫が化けたもの。 2つ目が山に住む猫の化けたもの。 描かれる姿は地域や書物ごとに異なりますが、尻尾が2つに分かれている姿が特に多く見られます。 長生きした猫がやがて猫又に化けると伝えられていますが、これは日本だけでなく、中国でも言い伝えとして多く残っています。